no retreat, no surrender, no turtle position
見た映画とかの記録や格闘技・プロレス・永田さんwなどの話題
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ウェア 破滅のはなし
「ウェア 破滅」が現在日本で公開中です。前の日記にも書いている通り、うちの会社が関わってる作品で、うちでは特殊メイクと9割以上のVFXを担当しています。うちがVFXをやってないのは3DCGの部分2シーンだけ。後は全部我が社のVFXです。なかには駄目だなー。と思う所も多々あったけど、うちの会社のVFX部門の第一歩と考えると、結構頑張ったと思うし、いろいろな面で自分も学ぶ事が多かったです。ちなみにうちが手がけたショットは2Dの合成はしたけれども、3DCGは一切つかっておりません。たとえば蝙蝠が飛ぶ所も、特殊メイク側のスタッフと協力して実際に撮った物を合成しております。いろいろと出てくる血飛沫もDVDで売られてる素材集や3DCGで作られた物でなく、これもショットを見て、どんな血が必要かを判断し、それを撮影して合成してます。研究室で出てくる全ての血は合成です。うちの会社は特殊メイク、造型と合成の融合をモットーにしており、極力フルCGというのは避けようと努力しております。 JUGEMテーマ:映画
告知 ウェア -破滅-
今月11/16から日本で公開される「ウェア -破滅- 」という映画でVFX作業を行いました。いちお自分の実際の役職はVFXスーパーバイザーであり、リードのVFXアーティストでもありますが、また大人の事情とかで役職が変更されているかも知れません。 この作品、まだアメリカでも公開・販売の予定が出ておらず、日本先行上映なので、自分も完成品は見ておりませんので面白いかどうか全く分かりませんが、もしお暇でしたら見に行ってやってください JUGEMテーマ:映画
ザ・レイド VS ジャッジ・ドレッド
インドネシアのアクション映画「ザ・レイド」 アメコミが原作のリブート版「ジャッジ・ドレッド」。両作品とも日本で公開されたようで、ネットでちょっと見てみたら、案の定、ストーリーの類似が指摘されてる。確かに内容は「小指の角度が違う」としか言えないくらいそっくり。 でも日本のサイトを見てみるとジャッジ・ドレッドはレイドにそっくりとか、ジャッジ・ドレッドがザ・レイドをパクったという感じで書かれてる所も見られます。でも実はそうではないのが事実です。 確かにアメリカでの公開はザ・レイドが2012年の4月、(映画祭出品はそれより前)ドレッドが2012年の9月という感じで確実にドレッドの完成はレイドより後。でもドレッドの脚本は2008年には完成されています。著作権保護の為に完成された脚本は、いつ何時誰が書いたのかという情報を登録するので、これは嘘がつけない情報です。で、さらにドレッドの脚本は2010年にオンライン上で流れでて、誰でも読める状態。そうでなくとも、脚本家やらエージェンシーの力があれば、ネットでなくても手に入れる事は不可能ではないんです。 そんな訳で完成品としてはドレッドの方が後ですが、脚本としてはドレッドの方が先に完成してたのです。つまりどっちかと言うとレイドがドレッドに似てる。というのが事実。この事に関して他の話も聞いたけど、ま、ここら辺にしておきましょう。 ドレッドはアメリカの劇場用映画なので、組合のルールやら、VFX作業などで、どうしても時間が掛かってしまう。そうこうしているうちに組合のないインドネシアで日本のVシネもびっくりの撮影スケジュールで、(非人道的だけどある意味羨ましいスケジュール)本家よりも先に完成してしまった訳です。 個人的にはやっぱりザ・レイドのハイテンションなノリの方が好きです。ドレッドは絵は綺麗だけど、アクションはイマイチ盛り上がりきらなかったです。あと、「ドレッドがあるならレイドのアメリカリメイク作る必要なくね?」とも思いました JUGEMテーマ:映画
数週間前、ピュン師父の新作の予告がアップロードされましたが、僕はこれには関わっておりません。あの雑なキー抜きを見た時はさすがに言葉を失いました。もうちょっとマシな人見つからなかったんでしょうかね・・・
師父以外にも最近、子供の頃見た映画の監督と仕事をする機会が増えてきてます。そんな監督に「あぁ、そんな事しちゃ駄目!合成が厄介になります」と言ったりする事も多々あります。 なんか複雑な気持ちになります JUGEMテーマ:日記・一般
最近は忙しく映画の感想が書けてない状態ですが、とりあえず近況報告。
俺の長年の知り合いであるLaid To Rest2の監督で特殊メイクアーティストのロバート・ホールのご好意により、労働ビザの申請が出来、そして先月末無事に労働ビザが受理されました。 未だに不況のアメリカ、そしてアメリカ映画業界は以前にも書いたとおり、長期雇用を好まず外国人のビザのスポンサーになってくれる会社はなかなかありません。 そんな中ロブは自分の会社が特殊メイクの会社であり、今はVFXを主にやっていて特殊メイクなど全く知らない自分を長期雇用する事を決意してくれたのです。 今現在、特殊メイクとVFXの混合作業が増えてはいますが、とは言え長期的に雇う必要はないのにも関わらず、俺の面倒を見てくれたのです。その男気に感謝の気持ちでいっぱいです。 今現在は他の会社に派遣され、TVシリーズとTV映画のVFXをやってますが、それが終わり、ロブの元に戻る時にはきっと特殊メイクも覚えさせられる事になるんでしょうが、がんばってみます。 VFXに特殊メイク、5年ほど前まではそんな仕事をするなんて全く想像してませんでした。 JUGEMテーマ:日記・一般
映画秘宝Presents 『マチェーテ』発売記念 フェイク・トレーラー・コンテスト受賞 その二
先日、ご報告したボロ・リー主演「カラテ原人対呪われた洞窟の怪物」受賞についての詳細です 事の経緯を話しますと、雷電さんが彼のfacebookにピュン師父のキャプテン・アメリカDVD発売について書いた事にレスをしたら「反応すべきは“フェイクトレーラー”の方でしょ」と突っ込まれ、何のことだと思い、彼の他の書き込みを見てみたら、自分が受賞してた事を知った次第です。つまり!ピュン師父があのキャプテン・アメリカを作ってなかったら、僕は今でも優勝してた事を知らなかった訳です! さすがだぜピュン先生!w JUGEMテーマ:日記・一般
映画秘宝Presents 『マチェーテ』発売記念 フェイク・トレーラー・コンテスト受賞
先ほど雷電さんから教えられて、自分の作ったフェイク・トレイラー「カラテ原人対呪われた洞窟の怪物」が最優秀賞を受賞してた事を教えてもらいました。 http://www.enterjam.com/?eid=2884 賞金10万円&ロバート・ロドリゲス監督に責任を持って優勝者の作品を渡していただけるそうです。 とりあえずいろいろと喜びを表現したいのですが、こっちはもう朝の五時近くで明日も仕事なので後日書かせていただきます。 作品自体はここのリンク先の1分ちょっと過ぎから見られます 映画秘宝Presents マチェーテ発売記念 フェイク・トレーラー・コンテスト「応募作品集」(後半) どうもありがとうございました JUGEMテーマ:日記・一般
ChromeSkull: Laid to Rest 2 予告
四月末まで働いていた予告の映像がアップされたので告知です。 普通、予告に使用する映像は本編からのものなので、予告編用にする作業は無いだろうと思うでしょうが、それがあったんです。 アメリカ映画予告の冒頭に出てくる緑色か赤色の警告文、これは年齢制限で緑色のは万人が見ても良いけど、暴力・性描写に関する審査がある。赤色は残酷描写とか見せても良いけど、18歳以上のみ視聴可能。で、今回のは緑用の予告です。別に劇場で見せるわけでもなく、メインはDVDかインターネット視聴のみなのにも関わらず「緑予告」の審査はうるさかった。 やった作業は ナイフと顔についた血を消す。 これ、ホラー映画ですよ!しかもそのカットは別に人を刺してるみたいなカットではなく、ただ単にナイフを持ってる。とか、顔にちょっと血がついてる。それだけのレベルなのにも関わらず審査に引っかかってしまったのです。アホらしい。 今後、緑予告を見る際はそこら辺の事を考慮して見ると、作り手の苦労が分かるんでは無いでしょうか。 マスターテープも完成し、予告も完成したLaid to Rest2。さすがにもう作業はないだろうと思っていても、写真撮影やメイキングなど次から次へと作業が出てくる。クロームスカルさんの魔の手から逃げられない状況です・・・ JUGEMテーマ:日記・一般 JUGEMテーマ:映画
ChromeSkull: Laid to Rest 2 ティーザー予告
つい最近働いた予告の映像がアップされたので告知です。 僕がやったのはモーションタイトル、ごくわずかのトランジションとか小さい合成作業です 動画の貼り付けが出来ないので下のURLからご覧ください http://vimeo.com/19192855 JUGEMテーマ:映画
ここ最近見た映画
撮影が終っても合成作業とかで忙しいです。もう一人くらい雇って欲しいです。 そんな訳で最近見た映画のタイトルと一言コメント 「サバイバル・オブ・ザ・デッド」(2009) アイデアは良いと思うんだけど、怖くない… ほとんどの残酷描写がCGってのもなんだかなー 「ブラッド・スポーツ」 (1987) 映画館で見れました。大スクリーンを見ながらのクミテソングは最高です。ちなみに撮影監督の話によるとボロ・ヤンは英語が全く話せず、単純な台詞でも吹き替えにせざるをえなかったらしいです。その撮影監督(キックボクサーの監督)は現在名門UCLAで教鞭をとってるとの事。学校側は彼が何を作ったのか知ってるんでしょうか?w 「トロン・レガシー」(2010) 3D効果はシンプルな背景のせいか立体感があまり感じられなかった。でもチェイスシーンは素晴らしく、ここだけでも3Dで見られて良かったと思った。 3Dのジェフ・ブリッジスは技術的に凄いと思うけど、なんか見てて気持ち悪かったです 「地獄の女囚コマンド」(1990) トンプソンさんと遭遇した後に見直してみたけど、あんまエロくなかった。トンプソンさんとオリヴァー・リードのキスシーンは壮絶です 「ジョナ・ヘックス」(2010) 単純につまんない。つっこみどころもない。見所も無い。2010年のドラゴンボール・エボリューション大賞を差し上げたい 「ゴジラ」(1985) またしてもハリウッドリメイクが作られてるみたいですが、今度こそ怪獣ゴジラをみせてほしいです 「ハッマ!!!!!3」 (2010) これは酷い。2をさらに上回る酷さ。今度はワイヤーもCGも結構でてきてます。タイ映画はどうなってしまうんでしょうか 「エイリアンズ」(1980) 現代は"Alien2"だし、予告編で全ての見所を見せている。さすがイタリア映画 JUGEMテーマ:映画
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