no retreat, no surrender, no turtle position
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John Dies at the End
(2012) 監督: ドン・コスカレリ 出演:チェイス・ウィリアムソン デイブの友達のジョンがソイソース(醤油)と呼ばれるドラッグに手を出し、ぶっ倒れる。そのソイソースが入った注射器がデイブに刺さってしまい、デイブは人がこれから何を言おうとしてるか読み取る事が出来るようになるが、そのデイブの廻りで物凄いへんちくりんな事がおこり始める。 超久しぶりの更新です。最近はずーっとTVシリーズやら長編映画の仕事でなかなか時間が作れない状況です。 この映画はマスター・オブ・ホラーの一人、ドン・コスカレリの最新作で僕も参加しております。AFI主催の映画祭で鑑賞。 JUGEMテーマ:映画 新種のドラッグとジョンという変な人に関わる事によって、まともそうに見えるデイブがどんどんおかしくなっていく滅茶苦茶な不条理コメディホラーといった感じです。「プレスリー対ミイラ男」同様、決して万人受けする映画ではありませんが、僕は大爆笑できました。プレスリーよりも好きです。 で、この映画では自分はVFXをやってますが、仕事が来たときも「薬が動き出して足と手が生えて、飛び回る」とか「動き回る肉を吊ってるワイヤーを消せ」とか指示を受ける度に「は???いったいなんなのこれ?」という気持ちになり、ある意味、主人公のデイブ君に近い気持ちで仕事をしてました。とにかく滅茶苦茶な映画です。そんな不条理な仕事内容が続いているうちに「一体どんな映画なんだ?」と本編が見たくなり、今年初めに作業は完了。諸事情により、自分の会社がかかわってない部分に修正が入り、最終的に作業完了後、約一年のブランクを置いて、ついに完成品を映画館で見る事が出来たわけです。こっちではインディペンデント系作品がなかなか映画館で掛からないんで、このような作品を映画館で見る事が出来て幸せです。 ひとつ、腑に落ちないのは、なぜか俺の役職がワイヤー・リムーバー(ワイヤー消す人)にされていた事。予告に出てくる薬の虫とかワイヤー以外の作業もやったんですけどね・・・ 実は一番最初に受けたショットがワイヤー除去の作業で、それを俺が仕上げたらプロデューサーが「このショット、他の会社に投げたら、一週間以上かけても直せなかったんだ。そんなショットを仕上げてくれてありがとう」と言われ、その後、ワイヤー関係の仕事が頻繁に送られてきたので、まぁー、なんとなく向こうの気持ちは分かりますけどね…
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この記事に対するコメント
久し振りにこっちを見に来たら更新されてた!
いやぁ、予告を観る度に興味が増しますよ、この映画。 日本ではやるのかねぇ…。
雷電 | 2013/01/12 7:48 AM
放置プレイですいません。最近は徐々に時間が出来てきてます。
映画自体に関しては日本の会社と話をするとコスカレリさんが言ってましたよ。日本で出たら是非とも日本版ポスターを手に入れなければ!
選ばれし亀の子 永田さん | 2013/02/02 3:38 PM
こんにちは。初めまして。最近、この映画を観て感動しました。スゲーおもしろかったです。私、感想をブログに書いたのですが、こちらの記事にリンクをさせて頂きました。よろしかったでしょうか。
http://curse.jp/horror-movie/20130305195802.html ほんとによかったです。でも、意味不明な部分がたくさんあったから、私はなにか考え違いをしているのかもしれないという気もします。
tinker | 2013/03/05 8:16 PM
はじめまして。気になるホラー映画があって検索すると、検索結果に出てくる事が多いので、そちら様のブログをよく拝見させていただいてます。あと、過去にかかわった映画の記事のクルーリストに自分の名前が載ってた事もありました(笑)
僕は有名でもなんでもありませんが、今後また名前を見かけましたら宜しくお願いします(今の所、三本ほど公開未定/製作中のホラーのVFXに関わってます) 映画は「これは好き嫌いが別れそうな映画だなー」と思ってたのですが、いろんな所から良い評価を聞くので、関われて光栄です。ちなみに監督のコスカレリは電話とメールでしかやりとりしてませんが、スタッフへの思いやりのある良い人でしたよ。
選ばれし亀の子 永田さん | 2013/03/06 1:18 PM
うちのブログを見てくださったことがあるなんて、大変光栄です。ありがとうございます。てか、お目汚しすません。なんかバカなことを書いてなかっただろうかと心配になります。これからこちらのブログを読ませていただくので、またいろいろと教えてください。よろしくお願いします。ますますのご活躍ご健勝をお祈りしております。
tinker | 2013/03/06 2:14 PM
最近はパッケージだけがしっかりして中身が自主映画という作品が多いので、そちら様のブログは非常に参考になります。僕もVFXが良いと言われるような記事を書かれるよう頑張ります。
うちのボス、オールモストヒューマンのロバート・ホールが「いつか監督をやらしてあげる」と前々から言っており、(チャールズ・バンドとデイブ・アレンみたいな関係にならないと良いんですが)もしそれが実現した時は、是非ともガチンコなコメントをお願いします
選ばれし亀の子 永田さん | 2013/03/07 1:31 PM
大変楽しみにしております。
すごいなあすごいなあ。 > 最近はパッケージだけがしっかりして中身が自主映画という作品が多いので これは本当に多いです。もしかしてパケのデザインとトレイラーだけに気合いを入れているのではないか。本編はオマケ程度に考えているのではないか。なんて思っちゃうような映画が一部にあります。私は必死で深み読みをして、amazonやIMDbのレビューを読んで、過剰に褒めてるヤツなどは「こいつは関係者なのかな」なんて考えながらチョイスするんですが、それでもよくダマされます。でもそれが楽しいということもあります。アタリを引くとすごいうれしいので。
tinker | 2013/03/08 10:57 AM
デジタルビデオ、デジタル一眼レフ、安価なCGが手短な存在になってから、自主映画が一般に流れ、内容自体のアイデアで見せるという低予算映画も少なくなってきたように感じます。僕もイタリアB級映画が多く作られてた頃は手当たりしだいにアメリカ、イタリア、香港などのB級を見まくり、当たりをひいた時の喜びを楽しみにしてましたが、最近はそんな映画が激減して、低予算映画を見る事も少なくなり、昔のB級やクズ映画ばっか見ています。 これからも当たり探しの旅、頑張ってください
選ばれし亀の子 永田さん | 2013/03/08 4:08 PM
はじめまして!
先日息子と観て大笑いしました♪ 早速レビュー書いたのですが、その際こちらのブログを勝手にリンクさせていただきました。 事後報告になりますがすみません。 どうかよろしくお願いします。
ちゃーちゃん♪ | 2013/09/29 12:23 PM
ちゃーちゃん♪さん
わざわざ、こんなブログを探し出し、リンクを貼っていただきどうもありがとうございました。返事が遅れてすいません。 面白く、日本でも販売される映画に関われて幸せです。
選ばれし亀の子 永田さん | 2013/10/16 2:45 PM
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