no retreat, no surrender, no turtle position

見た映画とかの記録や格闘技・プロレス・永田さんwなどの話題


<< デルタ・フォース・コマンド2 暁の奪還 | main | G.I.ジョー バック2リベンジ >>



スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

posted by スポンサードリンク |-|-|





死霊のはらわた (2013 リメイク)

死霊のはらわた (2013 リメイク)
Evil Dead
(2013)

監督: フェデ・アルバレス
出演:ジェーン・レヴィ
麻薬中毒のミアを更生させる為に兄と三人の若者が山小屋に篭る。彼らはそこでネクロノミコン(死者の書)を発見。その後、封印が解かれてしまい、死霊が彼らに襲い掛かる

サム・ライミのデビュー作「死霊のはらわた」のリメイク。話の内容も、作品のトーンもオリジナルのパート1をベースにしている。監督は300ドルで製作した短編がyoutubeで話題になり、そしてライミの会社、ゴーストハウスと契約し、長編デビューを飾るフェデ・アルバレス。感想は初の長編とは思えないほどの出来だけど、全く怖くない。

JUGEMテーマ:映画


脚本はアレだし、登場人物もかなりアレだが、撮り方などしっかりとした映画の作りで、ペースも早く、youtubeで有名になった人の初作品とは思えない。既に何本か低予算の長編を撮ってるような作りの作品。初の長編、しかもカルト人気を誇るホラー映画のリメイク。そんなとてつもないプレッシャーの中でよくここまで出来たとは思う。でも全然怖くない。自分はそれなりにホラー映画も見るけど、それでもビクッ!とする事はあるし、嫌悪感を感じる事もある。でもこの作品にはそんな瞬間が一度もなかった。もちろん怖がらせようという演出は山ほどあるが、すべて効果音でびっくりさせようという演出ばかり。他の映画でもよくある演出で、それにびっくりする事もあるけど、この映画では一度もびっくりしなかった。また予告編で見られるスプリットタンのシーンでも予告で見たほどインパクトは無く、またフレンチホラーみたいに「もう、やめて」と気分が悪くなる事もなかった。グロい映像と大げさな効果音がいっぱい出るけど、最後まで冷静な目で映画を見てた。 こういう映画では盛り上がるアメリカの客もオリジナル作品を連想させるシーンでは盛り上がったり、主人公のアホな行動に突っ込みが起こったりしたが、残酷描写のシーンではOH SHIT!とかの声は聞こえなかった。 僕と一緒に見に行った会社の奴隷主様、John Dies at the End もとい「クリーチャーズ 異次元からの侵略者」(凄いタイトルw)のゾンビさんも同じように「怖くない」と言っていた。 ちなみに僕はオリジナルは子供の頃見て怖いと思ったけど、パート1より2や3の方が大好き。だからオリジナルを断固として擁護してるつもりは全くありません。

で、良い点のしっかりした作りだが、逆に手慣れた感じがして、変に落ち着いちゃってるように思えた。その為、この手の若手監督にある勢いとか、良い方向での滅茶苦茶なノリが感じられなかった。オリジナルのパート1だって「俺たち、お金なんて全く無いけど、とことんやってやるぜ!!」みたいな物凄い勢いがあり、テンションも高く、ライミ達のやる気が見る側にも伝わってくるくらい。初めての作品だし、オリジナルを改変した脚本はぶっちゃけアレなんだから、もっと、はっちゃけちゃっても良かったんじゃないかな。と思います。そんな手馴れた感じでどんどん映画が進んで行くのだが、クライマックスだけは違った。テンションも高くなるのだが、それだけでなく編集のテンポ、さらにはカメラワーク、絵の構図まで今までと違ってる。その為、「ここのシーンはライミが撮ってるんじゃないか?」とふと疑問に思った。それだけ他とは違った印象を自分は受けた。ライミ映画でよくある移動撮影もそのシーンではあった(前半にもたまにあったが)もっと深く考えると、この前のシーンで映画は終わろうと思えば、客に突っ込まれつつ終われる展開。アメリカではテスト試写会の反応次第で、どんなシーンでも撮り直したり、付け加えたり、カットしたりする。そんな訳でテスト試写の段階でラスト近くの客の反応が悪く、ライミ本人が撮り足したか、撮り直したのではないか?と思えてしまった。ま、単なる考えすぎかも知れませんけどね。

最後にこの映画の公開数ヶ月前に、監督のアルバレスはインタビューで「この作品ではCGは一切使ってない。CGは安くて手早く見えるから嫌いなんだ。」と言っていた。ちなみに彼を有名にしたYOUTUBE作品はCGが半端なく使われてます・・・ でも実際は普通に最初のシーンからCGが使われてます。炎、蝿、ワイヤー消し、血しぶき、ぐちょぐちょ、体の一部などなど。極めつけは下降してくるカメラとともに落ちる血。これなんか一般客が見てもCGと分かるレベル。なんでそんな見え透いた嘘をつくんだろう。そんな事を聞くと短編を300ドルで撮ったとかも嘘なんだろうなー。と思えてきます。CGの量としては他のメジャー作品などよりは少なく、今ならCGでやりそうな所も昔ながらの手法で実際に撮ってるところもあるが、それでもCGはある。マイクなど映ってはいけないものが映ってしまったとかの仕方ない後処理の作業だけでなく、撮影前の段階からCGを使うことを前提としたショットも普通にあるから腹立たしい。話をそらすが、僕の働いている会社は基本的には特殊メイクの会社。しかし家の奴隷主様は「特殊メイクでは出来ない事」と「CGでは出来ないこと」を足して、より現実味のあるイフェクトを志し、僕をこき使ってる。そんな訳で僕ですら「ここなんか家でやれば3DCGを使わずにもっとリアルな映像を作れたのに」と思ったシーンもあった。

なんだかんだ文句が多くなってしまったけど、別にリメイク版ドーン・オブ・ザ・デッドみたいに怒りも覚えず、嫌いでもない作品。ライミの影や新人らしからぬ所が他者の協力が見えるような感じなんで、是非とも次はライミ無しで作った映画を見てみたいもんです。あとこれ撮影日数70日以上かけたらしい。ホラー映画って普通は低予算が多く、撮影日数は2−3週間ってのが山ほどある。いくら大抜擢とは言えども、さすがに時間かけすぎじゃねえか?
posted by younghorizons 10:47comments(0)trackbacks(1)





スポンサーサイト

posted by スポンサードリンク 10:47 |-|-|


この記事に対するコメント











この記事のトラックバックURL
http://younghorizons.jugem.jp/trackback/892


-
管理者の承認待ちトラックバックです。
- | 2013/05/26 12:51 AM